トリプルメディア戦略でコミュニケーションをデザインする方法

トリプルメディア戦略でコミュニケーションをデザインする

Webマーケティングでは、多様化しているユーザーと目的に応じて最適なメディアを利用してコミュニケーションを設計することが重要となってきています。

今回はそんな中で注目されているトリプルメディア戦略を解説していきます。この戦略を実施することで、ユーザー視点でニーズに沿った情報発信、関係構築を行うことができます。

トリプルメディア戦略とは?

『トリプルメディア戦略とは、ペイドメディア、アーンドメディア(ソーシャルメディア)、オウンドメディアの3つのメディアを駆使してWEBマーケティングをする手法です。』cherry-pick

トリプルメディアという概念は、2009年5月にフロッグ・デザインのマーケティング担当が米国IT情報サイトのCNETで発表した「マルチメディア2.0」という記事をきっかけで広がりを見せ、同年12月にフォレスタリサーチのショーン・コルコラン氏がトリプルメディアの詳細な定義付けをしたことでマーケティング業界全体に浸透しました。

ショーン・コルコラン氏は、トリプルメディアを以下のように位置付けています。

トリプルメディアとは

トリプルメディアのこのフレームワークを活用して戦略を構築すれば、性質の異なる3つのメディアを効果的に連携させてマーケティング活動全体をデザインするのに役立ちます。それぞれのメディアの特徴について、少し詳しく見ていきましょう。

ペイドメディア(買うメディア)

コストを払って利用するメディアのことをペイドメディア(Paid Media)といいます。テレビ、雑誌、新聞、ラジオといったマスメディアに加えて、チラシやポスター、Web広告などがあります。Web広告は市場が拡大するにつれて、広告の種類が多岐に渡ってきています。

ペイドメディアを利用する場合、コストはかかるが短期的に不特定多数のユーザーにアプローチすることができ、認知・集客を行う役割を担います。商品やサービスの販売を加速させたい時に活用していきます。

オウンドメディア(所有するメディア)

ホームページやメールマガジンなど、自社で所有するメディアのことをオウンドメディア(Owned Media)といいます。自社で管理・運営するメディアであるため自由度は高いですが、潜在顧客へのアプローチがしにくい欠点があります。

オウンドメディアは、大きなコストをかけずとも管理・運営することができて便利なので、コンテンツ・マーケティングという戦略を用いて潜在顧客とのコミュニケーションも可能にする方法も考えられています。ユーザーの理解や販売促進、ファン化の役割を担います。

Web上でブランドを確立し、信頼を獲得していくにはオウンドメディアを活用することは欠かせません。

アーンドメディア(共感を得るメディア)

企業がユーザーから共感や評判・信用を獲得するためのメディアのことをアーンドメディア(Earned Media)といいます。口コミメディアとも呼ばれ、具体的には消費者が情報の起点となるブログやソーシャルメディアなどのことを指します。

アーンドメディアは、ユーザーと近い距離で接触することができるメディアのため、バズを発生させることができればコストをかけずともブランドの認知向上や販売促進に効果を発揮します。情報の拡散やファン化の役割を担います。

トリプルメディアの基本戦略

(3つのメディアの相関図)

トリプルメディアの本質は「ユーザー視点でのコミュニケーションデザイン」であり、認知の始まりからユーザーとの関係を築いていくことが重要です。その基本的な役割は以下のようになります。

  1. ペイドメディアで認知を広げる
  2. オウンドメディアで理解・販促を行う
  3. アーンドメディアで拡散・ファン化を狙う

オウンドメディアでSEO対策などの施策を行って集客するのには時間がかかりますが、ペイドメディアを利用することで即効性を高めることができます。ペイドメディアはコストがかかるといってもWebであれば採算が合っているかが数字で分かりますし、ユーザーの反応をデータでとれるので、できたら少予算からでも始めてみることをお勧めします。

アーンドメディアは中々企業の思い通りになるメディアではないので、ユーザーの反応を操作しようとするのではなく、ユーザーが情報を拡散させやすい環境を整えることが大切になります。

ここで特に抑えておかなければならないのは、「主導権がユーザーにある」という点です。例えば、ソーシャルメディアは消費者どうして活発なコミュニケーションが行われますが、ある商品やサービスが気に入らなかったらネガティブな情報が発信され、マイナスな情報ほど瞬時に広く拡散していきます。

ユーザー視点で徹底的に価値を提供していくことが、ユーザーとのコミュニケーションを成功させるコツです。

まとめ

今回紹介したトリプルメディアという概念は、複雑に見えるそれぞれのメデイアの関係が非常に分かりやすくまとまっているものだと思いますがどうでしょうか?

  • 認知を広げる、ペイドメディア
  • 理解・販促を行う、オウンドメディア
  • 拡散・ファン化を狙う、アーンドメディア

この3つのメディアの関係性を理解し、自社にとって必要なメディアは何なのか? そして、どのようにユーザーとの接点を広げて成果に繋げていくかを考えていきましょう。

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